高温腐食評価装置

本装置は大気圧、最高1500℃・10m/sの水蒸気を含むガス流中で容易に 試料を暴露でき、試料の重量減少量など、材料の酸化・減肉特性を評価することができます。また、試料ホルダーを用いることにより試料のセット・取出しが容易で、かつ、昇温、加湿開始・停止、降温までをプログラムで行うため、操作が容易なことも特徴です。

高温腐食評価装置

経 緯

一般財団法人電力中央研究所殿で研究開発し、製品化された本装置の製作・販売に関する秘密保持・登録契約を締結。

  • 特 許 : 一般財団法人 電力中央研究所 殿
  • 特 許 公 開 : 2006-071504
  • 発明の名称 : 「腐食減肉試験装置および腐食減肉試験方法」

用 途

・セラミックスの酸化・減肉特性評価
・耐熱合金の酸化・減肉特性評価
・開発コーティング材料の減肉特性評価

仕 様

・ガス温度 MAX. 1500 ℃
・ガス圧力 大気圧
・雰 囲 気 Air+H2O (水蒸気分圧 MAX. 70 kPa)
・ガス流速 MAX. 10 m/s
・試料寸法 板状 5×20×T1 mm (標準)
・装置寸法 W1800×D950×H1850
・電気容量 10 kw
・装置構成 高温試験部、雰囲気ガス供給部、制御部等